いきなりですが、あなたの愛読書は何ですか?
答えられない人が大半ではないしょうか?
僕は、多くの社長にあってきました。
そこで気がついたのは多くの社長たちは愛読書があるということです。
本から、自分の目指すべき生き方、ポリシー、メルクマールとなるような人物像をイメージしています。
有名社長の愛読書をご紹介していきますので、ぜひあなたも手にとってみてください。
有名社長の愛読書5選
孫 正義(ソフトバンク):竜馬がゆく
カリスマ起業家の孫正義社長の愛読書は、司馬遼太郎著の「竜馬がゆく」です。
孫社長は、「坂本龍馬」のことを本当に尊敬しているようで、毎年恒例のソフトバンクの新卒採用イベントの際には、「坂本龍馬」の話を取り上げています。
三木谷 浩史(楽天):葉隠
楽天の三木谷社長の愛読書は、『武士道とは死ぬことと見つけたり』の言葉で有名な「葉隠」です。
藤田 晋(サイバーエージェント):ビジョナリー・カンパニー
イケイケな社員を採用していると就活では噂のサイバーエージェントの藤田社長の愛読書は、ジェームズ・C.コリンズのビジョナリーカンパニーです。
当初は、「ビジネス本」です。優れた企業とは何か?について事例を踏まえて分析されています。
【ビジョナリー・カンパニーの定義】
(1)業界で卓越した企業である。
(2)見識ある経営者や企業幹部の間で広く尊敬されている。
(3)わたしたちが暮らす社会に、消えることのない足跡を残している。
(4)最高経営責任者(CEO)が世代交代している。
(5)当初の主力商品(またはサービス)のライフ・サイクルを超えて反映している。
(6)1950年以前に設立されている(設立後50年以上経過している)
ビジョナリー・カンパニー
【ビジョナリー・カンパニーの八つの生存の法則】
(1)製品ではなく企業そのものが究極の作品と考える
(2)現実的な理想主義
(3)基本理念を維持し、進歩を促す
(4)社運を賭けた大胆な目標
(5)カルトのような文化
(6)大量のものを試して、うまくいったものを残す
(7)生え抜きの経営陣
(8)決して満足しない
ビジョナリー・カンパニー
似鳥 昭雄(ニトリホールディングス):チェーンストア 能力開発の原則
業績右肩上がりのインテリア販売大手ニトリの似鳥社長。
愛読書は渥美俊一著「チェーンストア 能力開発の原則」です。
柳井 正(ファーストリテイリング):プロフェッショナルマネージャー
ユニクロで有名なファーストリテイリングの柳井社長。
愛読書はハロルド・ジェニーン著のプロフェッショナルマネージャーです。
著者のハロルド・ジェニーンは、米国コングロマリット企業であるITTの元最高経営責任者です。
本著で書かれている内容の一部を要約しました。
(1)経営においては、終わりから考えはじめ、そこへ到達するためにできる限りのことをするべき。目標は高いほうがいい。
(2)数字は会社の体温計のようなもの。しっかりと把握するべき。その数字がなにを意味し、なにを要求しているのかを理解する必要がある。
(3)リーダーシップは会社の成功を大きく左右する。目標を達成することが重要。