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記憶が苦手な人のための記憶術〜強から使えるテクニック集〜

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普段は銀行員をしてます。銀行員は「資格取得、勉強が大変そう」というイメージがあると思います。実際に、新人の頃は毎日定時で上がって勉強していました。

簿記やFPだけでなく、社内の試験や、証券外務員、デリバティブ販売資格など本当に多岐に渡ります。

それにニュースも記憶しなければいけないし、取引先の業界動向や業績なども頭に入れておかなければいけないことがたくさんあります。

今回は多くの情報や知識を覚えるために意識している「記憶のテクニック」をご紹介します

記憶するテクニック①:関心を抱く

好きなことは覚えれますよね。子供の頃を思い出してください。

例えば、ポケモンの名前とか、カードゲームのカードの名前とか、漫画のストーリーとか。

なぜ、そのような知識は覚えられるのに、歴史や地理、科学などの教科書に書いてあるような知識は覚えられないのでしょうか。

それは「関心がないからです。」

関心があると記憶に残りやすいようです。でも、こう思いますよね?

関心がないものに関心を持てなんて無理やろ

そうなんですよね。どうしても、無理なものは無理。でも、関心を持つ意識をすることが大事です。

そして、逆に言うといくら関心を持とうと意識しても関心が持てない場合は、諦めるのもアリかもしれません。絶対にその領域で関心がある人に勝てませんから。

自分の関心がないことは諦める。もしくはどうすれば関心が持てるか方法を見つけて見るべし。

記憶するテクニック②:喜怒哀楽を意識する

これはテクニック①関心を抱くにも通ずる部分がありますが、喜怒哀楽の感情を持つのは記憶するのに重要です。

想像してみてください。記憶に残っている思い出は喜怒哀楽の感情が強い思い出ばかりではないでしょうか?

すごい嬉しかったこと、腹が立ったこと、悲しかったこと、楽しかったことなど、感情が高ぶっている時は、記憶に残りやすいです。

僕は、上司に言われたことや取引先に言われたことに対して、自分が感じている10倍くらいオーバーリアクションを取っています。

喜怒哀楽の感情が高ぶっているんだと脳みそを騙すことで記憶に残ります。

記憶するテクニック③:自分の意見を持つ

これは、ニュースや金融知識などを覚える時に使っているテクニックなのですが、あるニュースに対して「自分はこう思う」と言う意見を頭の中で考えるのです。

例えば、「首里城が全焼した」と言うニュースを覚えるとしたら、

世界遺産の首里城がなくなると外国の観光客が減少して、レジャー関係の企業に影響を与えるかも

このようにニュースや知識に対して、自分なりの考えを頭の中で考えることで記憶に残りやすくなるのです。

例として首里城が全焼したしたニュースは映像を含めて印象に残りやすいのであまり良い例ではなかったかもしれませんね。笑

銀行員らしい他の例を挙げましょう。「定期金利の金利は0.01%」と言う知識を覚えるとしたら、

定期預金でも0.01%しか金利がつかないんだ。日銀が物価上昇率2%を掲げている中で、0.01%しか金利がつかないなら、銀行に預けているのは資産が目減りしていることになるってことか。やっぱり、投資信託とかで2%以上の運用を考えないといけないな・・・。

こんな感じです。定期預金0.01%という数字だけを無機質に覚えようとするよりも、記憶に残りやすいです。

記憶するテクニック④:何回も暗記を繰り返す仕組みを作る

「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか?

かなり有名なものなので、ご存知の方は多いと思います。

この忘却曲線について解釈はいろいろとあるようですが、覚えて欲しいことは、一度では記憶に残らない。複数回記憶しないと長期記憶として残らない。そして、繰り返すタイミングを先延ばしすればするほど、記憶を定着させるのにパワーが必要になる。ということです。

深くは触れませんが、ざっくり下記に記載のような感じで時間が経つにつれて記憶は薄れていき、思い出すのにパワーが必要です。

  • 20分後には節約率が58%
  • 1時間後には節約率が44%
  • 1日後には節約率が26%
  • 1週間後には、節約率が23%
  • 1ヶ月後には、節約率が21%

節約率
=(1回目と比べて節約された時間や回数)÷(1回目で覚えるのに必要だった時間や回数)

脳内で記憶を司る「海馬」が短期記憶として残すのか、長期記憶として残すのかを判断しているようで、繰り返し覚えることで、「海馬」がこれは「大事な情報だから長期記憶に残しておこう」となります。

復習するタイミングを通知してくれるアプリがあるようです。→「reminDO

記憶するために普段からやっていること

繰り返し覚えることが必要だということはよくわかっていただいたと思います。でも、なかなか難しいですようね。教科書を何度も開くのは面倒だし、新聞も何度も見返すのは嫌だし。

そこで僕は、繰り返し覚えたい情報に触れる仕組みづくりをすることが大事だと思いました。

そのために、僕が始めたことは、iPhoneの標準アプリの「メモ」の活用です。毎日欠かさずに身につけているスマホを活用しない手はないでしょう。

僕は、「メモ」に覚えたいものを入力しておきます。詳しくは記載せずに、キーワードを羅列しています。

こんな感じです。

そして、あとは定期的にこのメモを開いて、キーワードについて頭の中で説明します。覚えていなければ、インターネットで検索して思い出します。

こうすることで、覚えたい情報に繰り返し触れる環境を簡単に作っています。

無料で誰でも簡単に始められるので、ぜひ試して見てください♫

この暗記を繰り返す仕組みづくりは、個人それぞれにあったやり方があると思います。例えば、カレンダーに書くとか、手帳に手書きで記入するとか、付箋で冷蔵庫にペタペタ貼り付けるとか・・・。

自分は「どうすれば日常の中で自然に繰り返し記憶したいものを見るようになるだろうか」と考えて見てください。

まとめ

今回は、記憶するテクニックで、僕が実際に行っているものの一部を抜粋してご説明しました。

暗記術というキーワードでネット調べれば色々な方法が出てきます。著書もたくさん出版されています。

  • ストーリーで覚える
  • 経験することで覚える
  • 教科書は目次を読んで全体を把握して読む
  • カラフルにノートをつけることで覚える
  • 自分が先生、生徒になった気分でセルフレクチャーする

等々、いろんな方法があります。いろいろと試してみて自分に合う方法を選ぶことが大事だと思います。個人的には、「繰り返し覚えたい情報に触れるしくみ」を作ることが一番効果的だと思います。