映画を楽しみながら「マーケティング、交渉術、金融、ブランディング、起業家マインド」などを幅広く学ぶことができるビジネス映画を惜しみなくご紹介します。U-NEXTやAmazonプライムビデオなどで観ることができる作品が多いのでぜひチェックして見てくださいね。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」2013
実在する株式ブローカー「ジョーダン・ベルフォート」をモデルにした映画。
26歳の若さで証券会社を設立し、巧みなトークや斬新なアイデアで大口顧客を取り込んでのし上がっていく。
約49億円もの年収を得るまでになり、富と名声を一気に手に入れ、「ウォール街のウルフ」という異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。
しかし、お金・女・ドラッグにまみれた人生の先には予想していない転落が待ち受けていた。
- 交渉術・セールストーク
- お金が絡んだ時の人々の思考や行動の変化、それに伴う危険性
この映画の中で印象的なのは、主人公のディカプリオが部下にセールスの極意を教えるときに、部下に「このペンを売ってみろ」と急に質問するシーンです。
あなたなら急に言われたときに、その場でペンを売るにはどのようにしますか?
色々な方法が考えられますが、答えはぜひ映画をご覧ください。
「ソーシャル・ネットワーク」2011
言わずと知れた巨大IT企業のFacebook。
その創業者であるマーク・ザッカーバーグのサクセスストーリを描いています。
ハーバード大学在学中(19歳)にFacebookを立ち上げた主人公たちが、一躍有名人となり巨万の富を築くものの、金や女、裏切りの渦に巻き込まれていくさまを映し出されています。
- 世界最大級のSNS誕生の裏側
- スタートアップにおける「情熱・能力・運」の重要性
- 何がビジネスのきっかけになるかわからないということ
「スティーブ・ジョブズ」2013
2011年に逝去したAppleの創業者、「スティーブ・ジョブズ」の伝記。
天才と称される一方で冷徹な人間だったと言われているジョブズが歩んだ、波瀾万丈な人生を描いています。
創業メンバーが去り、自分がヘッドハンティングしたペプシコーラのジョン・スカリーに追放される場面は、経営者として難しい選択を迫られる中での葛藤を描かれています。
- 一代で巨大IT企業を作り、巨万の富を得たジョブズの人間性や考え方
- 成功する経営者のマインド
- そんな状況でも自分を有利にする交渉術
Amazonプライム会員は無料で観れます。
U-NEXTでも見放題の作品の一つです。
スティーブ・ジョブズについては、大学の時の起業論の授業で参考図書として下の本を読まされました。
量が非常に多くてかなり読むのが大変でした。
映画を見た方が早いですね。笑
「ココ・アヴァン・シャネル」2009
誰もが知っているトップブランドの「シャネル」の創始者でデザイナーのココ・シャネルの半生を描く伝記。
孤児院から一流デザイナーになるまでのストーリー。
- 時代に合うものを作ることと、ブランドやコンセプトの重要性
- 自分を貫くことの難しさ
- 女性の社会進出
この映画は、やや「恋愛要素」が強いのが特徴ですね。
ビジネスの観点で言うと、当時の女性ファッションの固定概念を覆したココの生き方や考え方から学ぶことは多いです。女性は特に参考になることが多いかもしれません。
「The Founder(ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密)」2017
マクドナルドコーポレーションの創業者であるレイ・クロックの物語。
もともとはシェイクミキサーの営業マンとして働いていた彼のマック&ディックのマクドナルド兄弟が経営するカリフォルニア州サンバーナーディーノのバーガーショップ「マクドナルド」との出会い。
注文した商品がすぐに提供される画期的なシステムに魅了された主人公。
そのマクドナルドのフランチャイズ化で大成功を収めるストーリーを描きます。
- 企業を大きくするための戦略の重要性
- 世界最大のフランチャイズチェーンを作り上げた方法とその過程の中で生まれる葛藤
「バトル・オブ・シリコンバレー」1999
Appleの設立者であるスティーブ・ジョブズと、Microsoftの設立者であるビル・ゲイツのストーリーを描いています。
コンピュータ業界のテーマがうまく表現されており、二人の実話に基ずき、フィクションドラマ化されました。