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CAMPFIRE Angelsは儲かるの?リスクとは?

CAMPFIRE  Angelsとは?

一言で言うと、株式投資型クラウドファンディングです。

クラウドファンディングの種類
  • 寄付型
  • 購入型
  • 融資型(ソーシャルレンディング)
  • ファンド投資型
  • 株式投資型

「CAMPFIRE Angels」は最後の「株式投資型」に該当します。

株式投資型クラウドファンディング

株式投資型クラウドファンディングはリターンとして非上場企業の株式を取得できる仕組み。

CAMPFIRE Angelsを運営している企業は?

社名DANベンチャーキャピタル株式会社
設立年月日平成27年5月15日
本店東京都中央区日本橋茅場町二丁目16番12号 トータスビル2階
資本金1億5千855万円(2020年8月28日時点)
代表者出縄良人

意外かと思いますが、クラウドファンディングのCAMPFIREを運営してるCAMPFIREとは別法人が運営しています。

元々、CAMPFIRE Angelsは『Go Angel』というサービスでした。

2019年10月にCAMPFIREがGo Angelを運営しているDANベンチャーキャピタルを子会社化したため、サービス名が変わりました。

CAMPFIRE  Angelsの仕組みは?

  1. 未上場会社に出資(投資)をします
  2. 株式を取得します
  3. 出資した企業がIPOやM&Aでエグジットした際に株式を売ることでリターンを受け取れます

投資した会社が倒産した場合は、出資金は返還されません。

CAMPFIRE  Angelsは儲かるの?

Go Angel時代には計8社の資金調達をサポートしています。

今の所、EXITの実績はありません。

M&AやIPOで株価を高めて売却することでキャピタルゲインを得ることを「EXIT(エクジット)」すると言います。

Go Angelの実績
  • 株式会社マルチブック
  • 株式会社エデューレエルシーエー
  • バセル株式会社
  • 悟中株式会社
  • 株式会社グローバルゲイツ
  • エレガント株式会社
  • 株式会社ヒナタデザイン
  • 住まいるサポート株式会社

CAMPFIRE Angelsの実績
  • Gigi株式会社

実績はありませんが、IPOをすれば投資金額の何十倍〜何百倍になる可能性があります。

つまり、20万円を投資して、2000万円になることもあり得ます。

CAMPFIRE  Angelsのリスクとは?

銀行員からすると「かなりリスクのある投資」だと思います。

出資は融資とは異なります。

出資は返済の義務がありません。

株を取得して、株の評価が上がった時に売却すること。もしくは、配当で得ることでリターンを狙うのが株式投資です。

そんなCAMPFIRE Angelsのリスクについて銀行員目線で列挙してみました。

CAMPFIRE Angelsのリスク
  • いつ投資金額が回収できるか分からない
  • 財務内容を全て把握できない

いつ投資金額が回収できるか分からない

ベンチャー企業がEXITできる可能性は結構低いです。

ネット情報によるとM&AやIPOを行うまでには設立から5年以上かかるようです。

  • M&AでのEXITは平均で8年程度
  • IPOでのEXITは平均で16年程度

そもそも、IPOできるベンチャーは本当に少ないです。

全てがIPOを目指しているわけではないですが、毎年10万社以上の企業が新規設立しています。

一方で、1年間で上場する企業の数は80社程度です。

設立10年以内に上場した企業
  • ロコンド(約6年5ヶ月)
  • ファイズ(約3年5ヶ月)
  • ビーグリー(約3年4ヶ月)
  • マクロミル(約3年4ヶ月)
  • オークネット(約9年)
  • GameWith(約4年)
  • ソウルドアウト(約7年7ヶ月)

10年以内に上場する会社も少なからずあるのは事実ですが、IPOでのEXITは普通の投資に比べてかなり時間がかかることがわかります。

財務内容を把握しづらい

「CAMPFIRE Angels」では、投資家として登録することで募集企業の審査情報を閲覧することができます。

実際に、登録をして中身を確認しましたが正直かなり薄い内容でした。

現在募集中の企業の財務状況も数行で記載されていましたが、自己資本比率がかなり低く、銀行員の審査目線では融資は到底難しい企業だと感じました。

金融機関からの融資が難しいベンチャーの資金調達手段として投資家からの株式発行による資金調達(エクイティ調達)があります。赤字であるものの、エクイティ調達でガンガン成長投資をしていく。まさにベンチャーの資金調達の手段としてCAMPFIRE Angelsは使われていくだろうと思いました。

なぜ、企業はあえてCAMPFIRE Angelsで資金調達をするのか?

前段と一部重複しますが、なぜCAMPFIRE Angelsでベンチャー企業は資金調達をするのでしょうか?

資金調達の手段なら以下の手段が一般的です。

  • 銀行からの融資
  • 有名なベンチャーキャピタル(VC)からの調達
  • エンジェル投資家からの調達

財務内容が健全であれば融資で資金を引っ張ってきた方がマイナス金利でコストも低くメリットが大きいです。

では、なぜベンチャー企業はあえて「CAMPFIRE Angels」で資金調達をするのでしょうか?

  • 銀行からの調達ができない
  • マーケティングに使える
  • ユーザーを獲得できる
  • 比較的早いスピードで資金調達ができる

パッと考えたところ、上記の4つが思い浮かびました。

特に、マーケティングで使える点が大きいと思います。

優れたビジネスモデルや、サービスは世の中にたくさんあります。

しかし、世の中の人に知られなければ全く意味がありません

クラウドファンディング で資金調達するメリットはまさにここにあります。

CAMPFIRE Angelsで調達することで、多くの人の目に止まりサービスを知ってもらうことができます。

ここに高い手数料を支払ってまでCAMPFIRE Angelsで資金調達する意義があるのです。

リスクを踏まえたうえで、どんな人が向いているの?

リスクがあるのはわかったけど、どんな人が「CAMPFIRE Angels」での投資に向いているの?

CAMPFIRE Angelsに向いている人
  • 10万円〜50万円の資金が数年間寝ても良い「余剰資金」に余裕がある人
  • 数%の利回りじゃ満足できない、一攫千金を狙いたい人
  • 頑張っているベンチャー企業を応援したい人
  • 「エンジェル投資家」になって企業オーナーの気分を味わってみたい人

そんなに余剰資金がない人にオススメする投資

今まで「CAMPFIRE Angels」について現役バンカーなりに解説しました。一攫千金の夢もありますし、新しい資金調達の手段として非常に注目していますが、リスクや投資回収までの期間などを考えると万人に強くオススメできる投資とは言い切れない部分があります。現役銀行員が、投資初心者や資産形成に関心がある人向けに非常にオススメできる投資をご紹介します。

このブログでは、資産形成や投資に纏わる有益な情報を「現役銀行員」が空いた時間を使い、頑張って発信しています。

よかったら、他の記事も覗いてみていただけると幸いです。

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