僕も二度ほど怪しいビジネスに誘われたことがあります。誘われて困っているor悩んでいる人はぜひ一度読んでみてください。
ネットワークビジネスに勧誘された体験談
大学生の時と、社会人1年目で東京に出てきたばかりの時の計2回「ネットワークビジネス」に誘われました。
大学生の時の体験談
僕は関西で大学生活を送っていました。
ある日、一番仲の良い友人から「会ってほしい人がいる。」と急に言われました。
親友からのお願いだったこと、僕自身フットワークが軽いこともあり、特に詳細は聞かずに親友に連れられて京都に行きました。
カフェに入ると、タブレットを机に置いて待っている同世代くらいの男性がいました。
今思うと都内のカフェでかなり良く見る光景ですよね。
タブレットの画面を見せながら何か熱心に説明する人。
- カフェ
- ファミレス
- 喫茶店
少し雑談をした後に、
「権利収入」って知ってる?不労所得って知っている?
怪しい話が始まりました。
ざっくりこんな感じの内容でした。
・権利収入で大金が楽に稼げる
・毎月60万円くらい稼いでいる
・健康食品を周りの人に紹介していくだけ
・紹介した人は家系図のように自分の下にぶら下げていく
・入会金は10万円か3万円
・入会金の違いで、下にぶら下げることができる人の数が変わる
・一人紹介すると3万円くらい紹介料が入る
・入会すると健康食品を毎月2万円くらい買い続けないといけない
・でも、自分の下にぶら下げた人たちが支払う毎月の健康食品代金の一部をもらえる。
実態は、下の人からお金を吸い上げているのと一緒です。
・したがって、自分の下にぶら下がっている人が増えると増えるだけ毎月もらえる額が増える!!
・だから10万円から始めた方が自分の下に4人ぶら下げれるから良い
・自分の直下の人が他の人を紹介しても、その人の分ももらえる
じゃあ、早く始めた人が有利じゃん。
紹介してくれた人より稼ぐのは無理じゃん。
と思ったら、奥が深かったのはここからでした。
・自分の下にぶら下げている人を半分にして、稼げていない方の紹介料しかもらえない
自分より上の人を抜くことができる。
ざっくりと説明しましたが、内容はこんな感じでした。
よくあるネットワークビジネスの勧誘文句とは?
こんな甘い言葉で誘惑してきます。
注意しましょう。
- 金持ち父さん貧乏父さんでも優秀なビジネスとして紹介されているよ
- 好きなものを買えるよ
- 自由にいつでも好きな場所に行けるよ
- 夢を叶えよう
- 将来の不安をなくそう
- 素晴らしい仲間が見つかるよ
- ネットワークビジネスに関するネットの情報は悪いことばかり書いてあるけど鵜呑みにしちゃダメだよ
- 悪く言っているのはネットワークビジネスを知らない人たちだよ
- セミナーで成功者に会えるよ
- ハイブランドの物をたくさん買えるよ
- 会社辞めれるよ
- 不労所得だから楽だよ
- ネットワークビジネスは合法だよ、違法ならとっくに会社潰れているよ
合法でもネットワークビジネスはやめてほうがいい理由
ネットワークビジネスで友達をなくす
ネットワークビジネスの仕組みはなんとなくわかりましたよね?
稼ぎ続けるためには、人を勧誘し続けなければいけません。
確かに自分の下に多くの人がぶら下がったらいわゆる「不労所得」になるかもしれません。
しかし、そんな状態が簡単に続くと思いませんし、老後までそんな不安定なビジネスを続けるのはリスクが高いと思います。
周りでネットワークビジネスを初めて人は数人いました。
早めに辞めた人でも、「友達」は減っていました。
居場所がなくなって地元に帰る人もいました。
地元に居場所がなくなって引っ越しした人もいます。
勧誘するリストがなくなっていくと、小学校や中学、地元の友達、最悪は親族にまで勧誘します。
しつこい勧誘によって嫌われるのです。
今はSNSの時代です。
「○○が怪しいビジネスの勧誘をしてるらしい」
なんて情報は一瞬で広がります。
ネットワークビジネスに対する世間の目は冷ややか
ツイッターやネットで「ネットワークビジネス」について検索してください。
とても見てられないような誹謗中傷が並んでませんか?
確かにネットワークビジネスは「合法」かもしれません。
しかし、こんなにも世間の印象が悪いものを始める魅力ってありますか?
やっているだけで嫌われるかもしれませんよ。
成功する可能性もかなり低いです。
ネットワークビジネスで年収1000万円いく人は1%もいないと言います。
それなら、スキルアップして本業で昇進、転職、投資の勉強、クリーンな副業をした方が1億倍マシです。
残念ながら世間は偏見の塊です
どんだけ真面目にネットワークビジネスをしようが世間のネットワークビジネスに対する偏見は変わりません。
そして、そんなネットワークビジネスをやっているあなたは、「怪しい人」として判断されてしまうのです。
ヤクザがどんなに義理と人情に溢れていて、クスリや暴力をしていなかったとしても、「暴力団」というだけで世間から冷ややかな目で見られますよね?
ネットワークビジネスも残念ながら同じなのです。
どうしてもやりたいなら、孤独になっても構わないという強い覚悟を持って始めてください。
ネットワークビシネスの断り方
断るのが苦手な人は案外多いです。
親しかった友人や知人にネットワークビジネスを誘われると断りづらいですよね。
断り方を何パターンかご紹介します。
「一旦、冷静に考えたい」と言う。
説明を聞き終わったら決断を迫られます。
「一旦、帰って考えてもいい?」と言いましょう。
おそらく、「いろんな情報を見ないほうがいい。知らない人に相談しないほうがいい。よく知らない人がネットワークビジネスを悪く言う。」と言ってくるでしょう。
とにかく、今は頭がいっぱいだから、落ち着いて考えたい。早く入るほうがメリットがあるのはわかったけど、本気でやるなら急いで決断すべきことじゃない。
せっかく誘ってくれたなら待ってくれるよね?
私をお金でしか見てないわけじゃないなら問題ないよね。
最後はキラーワードです。
しつこく勧誘することをNGと営業マニュアルで学んでいるはずなので、このキラーワードを言えばその日は逃れることができるでしょう。
その後は、LINEなどで断りましょう。
「世間体を気にする性格だから辞めたい」と言う。
ネットワークビジネスは合法ですが、「世間の偏見」があります。
合法でもやらないほうが良いことって世の中にはたくさんあります。
「世間体を気にする性格だから辞めたい。」と言いましょう。
ネットやツイッターで「ネットワークビジネス」と検索して出てきたネガティブな言葉を勧誘してくる人たちに見せつけましょう。効果的です。
自分のブランドに傷がつきます。
実際に、ネットワークビジネスをやっているという噂が知人の中で回っただけで、友人は離れていきます。
お金よりも大事なものがあります。
それに、お金も簡単に稼ぎ続けられません。
お金が意思決定の軸になると人生は狂い出す。
オススメの投資
散々否定してきましたが、ネットワークビジネスを始めようとしている人は、向上心があり、お金に対して関心が高い人が多いと思います。
ぜひ、投資の勉強を始めて見てください。
メガバンカーの僕がお勧めする投資(資産形成)をご紹介します。
- ソーシャルレンディング
- イデコ
- NISA
- 投資信託
- ポイント投資
- ロボアドバイザー
このブログでは、投資の基礎的な部分から最先端の投資手法までわかりやすく解説しています。ぜひ、勉強して行ってください。