投信工房は、松井証券が提供するネット初「ロボアドバイザーを搭載した投資信託運用プラットフォーム」です。その中の特徴的な機能であるリバランスについて掘り下げて説明します。
リバランスを知ることで個人投資家としてのレベルが1ランク上がりますよ。
リバランスの重要性
投資をする上で、最適なポートフォリオを保つのは難しいです。
何故ならば、保有している資産(株式、投資信託、不動産など)の評価額は常に変動しているからです。
したがって、長期投資をする上でポートフォリオを定期的に見直すことは非常に重要です。
ポートフォリオを見直して、最適なポートフォリオに戻す作業を「リバランス」と言います。
投資のプロも定期的にリバランスを行っています。「半年に一回」や「目標とする構成比率から5%ズレたら見直し」など条件を決めて行うことが多いです。
株式の価格が全体的に上がったり、不動産市況が良くなったりすると、「機関投資家」がそろそろリバランスをするだろう。そうなればマーケットは大きく動くだろうと予測をして(逆手にとって)投資の意思決定をする個人投資家もいます。
投資をする上で、経済状況等に適切に対応していくことが必要です。
しかし、ポートフォリオの比率が意図せず大きく変化することもあります。
そこで、適宜元に戻す「リバランス」が重要になります。
リバランスのメリットは?
- リスク水準をコントロールできる
- 中長期的なパフォーマンスの改善
- 最適なポートフォリオを保てる
投信工房の3つのリバランス機能とは?
リバランス積立
目標とするポートフォリオ比率に近づける最適な配分で積立投資ができる。
投資信託を一定額で購入していく積立投資では、価格変動により資産比率が崩れることもあるので、リバランスを適切に行う手間が必要です。
投信工房の「リバランス積立」機能では、投資信託を積立する場合に目標とするポートフォリオ比率に近づける最適な配分で積立をします。
積立投資を始めるときは、慎重に商品を選びますが、いざ積立が始まると「儲かっているかどうか」だけしか気にせずに、商品の構成やポートフォリオの配分が正常かどうかを気にしなくなる傾向があります。
そもそも、「最適なポートフォリオって何だっけ?」と見失う人も多いです。それを防げる機能は非常にありがたいですようね。
自動リバランス機能
事前に任意の日を設定してポートフォリオのリバランスの実行を予約する機能
年間4回までの指定した日付に自動でポートフォリオのリバランスを実行できるため、運用開始後のメンテナンスの手間を省くことができます。
設定した日になるとリバランスが自動的に実施されるため、忙しい方でも負担を少なくして運用ができます。
一括リバランス
「リバランスする」のボタンを押すだけで、どの銘柄を解約し、どの銘柄をいくら購入すればいいのかなどを瞬時に計算
参考までに「一括リバランス」を行うときの手順を記します。見ての通り、ポチポチと5クリック程度で「リバランス」ができてしまうのです。
- 「投信取引」を押す。
- 「リバランス」を押す。
- 「リバランス注文・設定」の「今すぐリバランスをする」を押す。
- 注文内容を確認する。
- 目論見書を確認する。
- 「次へ(注文条件確認)」を押す。
- 完了
操作画面から「リバランスする」のボタンを押すだけで、どの銘柄を解約し、どの銘柄をいくら購入すればいいのかなどを瞬時に計算してくれます。
ユーザーはその結果を確認し、注文するだけで良いので簡単です。
松井証券の「投信工房」でロボアド投資を始めよう!!
さぁ、リバランスの重要性と、リバランスを簡単に行うことができる「投信工房」の便利さを学習したところで、早速「投信工房」をスタートしましょう。
投信工房のメリットとデメリットをまとめた記事も用意してあるので合わせてご覧くださいね。