今回は最近勢力を増している保険代理店の中でも特に勢いのある「ほけんの窓口」についての記事です。僕はメガバンクに勤めていますが「ほけんの窓口」で保険を契約しました。その体験を通じて感じたことや評価などについてまとめました。
- ほけんの窓口の特徴について知りたい
- どんな接客をされるのか知りたい
- 保険代理店で保険を加入することを検討している
- 保険に入りたいけど、どこに相談したらいいか悩んでいる
ほけんの窓口とは?
「ほけんの窓口」は保険代理店です。
設立は1995年とかなり行歴が長く、業界のトップカンパニーです。
大株主に実は伊藤忠商事がおり、連結対象となっています。
東証一部上場の連結子会社ということで企業としての信用力は一定程度高いと評価できますね。
保険会社から委託を受け、保険会社の代わりに保険を販売する業者のことを指します。販売だけでなくアフターサポートなども提供しています。家電でいう家電量販店のような役割です。
ほけんの窓口の特徴
ほけんの窓口の特徴について簡単に整理します。
詳しくは会社HPをご覧ください。➡︎「ほけんの窓口」公式HP
ほけんの窓口は生命保険・損害保険が40社以上から比較して選べることができる
一番の特徴は取り扱う保険の種類が豊富という点です。
代理店を比較する一つの基準に取扱保険会社の多さがあります。
家電量販店でイメージするとお分かりいただけるように多くのメーカーの家電を揃えている店舗の方が魅力的ですよね。
ほけんの窓口はその量が非常に多いです。40社以上と連携しています。
ほけんの窓口の仕組み・なぜ相談無料なの?
保険代理店のビジネスモデル(どこで儲けているのか)は、販売手数料です。
保険契約を取ると保険会社から紹介料のようなものをキックバックしてもらえるのです。
保険代理店にとって重要なのはいかに販売するか。いかにお客様の相談に乗れるかがポイントになってきます。
したがって、保険代理店は相談料は無料であることがほとんどです。
むしろ、何かしらの特典や広告などを使ってお金をかけて相談に乗っています。
ほけんの窓口も例外ではなく、無料で相談に乗ってもらうことができます。
えっ、じゃあ、めっちゃセールスされるじゃん・・・。
そう思いますよね。
実際に体験して見たので体験談を共有しますね。
ほけんの窓口の体験談
- 結婚・出産を機に保険で万が一に備えることを検討
- 現金での貯金があり、投資以外の運用先も探していた
今まで保険は会社が提供してくれる団体保険くらいしか入っていませんでしたが、結婚や妊娠などでライフスタイルがだいぶ変わったのをきっかけに保険について前向きに検討しました。
ほけんの窓口を選んだ理由はシンプルです。それは保険の商品ラインナップが多いこととCMなどで馴染みがあったことです。
前提として、私は銀行員ですので保険に関する知識はあります。
したがって、多くの保険商品から良いものを比較したくて保険商品のラインナップが多いだろう保険代理店ということで「ほけんの窓口」を選びました。
駅近くに店舗がありアクセスが非常に良いことも評価ポイントでした。
全国で700店舗以上あり、業界No.1です。
「ほけんの窓口」の担当は人によって差がある??
特に予約をせずにふらっと立ち寄りました。土日だったので予約が一杯ですぐには対応してもらいませんでした。土日は相談に来る人も多いようですね。できれば事前に予約しておくことをおすすめします。
キャンセルがあって3時間後くらいなら対応できるとのことで再度来店しました。
担当は若い男性でした。後々伺ったところ2年目の社員さんでした。
保険代理店は担当によって提案力に差があると思います。大手なので新卒もしっかり雇っています。
経験が浅い若手が担当になることもあるのでご注意ください。予約するときなどに希望があれば店舗側に伝えておくのも良い手かもしれませんね。
ただ、2年目の若手ということで舐めてましたが、しっかりとした対応でそこまで文句はありませんでした。
この辺りはしっかりと研修されているという印象を受けました。
「ほけんの窓口」の提案力は?
提案力はどうだったでしょうか?・・・正直にいうと普通でした。
ただ、非常に丁寧な説明なので「保険のことが全くわからない」「一から教えて欲しい」そんな人にはとても良い会社だと思います。
余談ですが、飲み物も出してくれるのでくつろいで話が聞けます。お店の中に小さい子供が遊ぶスペースも用意されていたので、家族できても問題がなさそうなところは高く評価できます。
プルデンシャルなどの外資系保険会社の場合や店舗を持たない保険代理店などの場合は、カフェなどで接客されることが多いです。周りの目線が気になる人も多いのではないでしょうか?店舗型の保険代理店はそういったストレスは全くないのでメリットと言えるでしょう。
難しい専門用語はあまり使わないように、どうしたいかというニーズ・意向を汲み取ってくれてロジカルに提案してくれます。
この辺りは保険を販売する上での規制・コンプライアンスが業界として年々厳しくなってきているので当然といえば当然ですが、非常に丁寧な印象を受けました。
ほけんの窓口の微妙だったところ
- 取扱保険会社は多いにも関わらず提案してくれる商品は少なかった。
保険は種類でいくつかに分けることができます。生命保険の中だと、大きくは3つで「定期保険」「養老保険」「終身保険」です。
「ほけんの窓口」ではニーズを汲み取って、「じゃあ、あなたは終身保険の方がいいですね」という提案はもちろんしてくれます。
ただ物足りなさを感じたのは、終身保険の中でも数ある商品があるのですがその提案は1種類だけでした。
おそらく売りたい商品があるのでしょう。
「同じような商品性の保険で、違う会社のも見せてもらえますか?」と伝えましょう。
快く比較させてくれると思いますよ。僕も何社か比較しました。
結局、最初に提案された商品よりも利率の良い保険があったのでそちらを契約しました。
担当者によってレベルの差は濃淡あると思います。ひとえに「この保険代理店はこうだ!」というのはあまり適切でないと思います。
今回、僕は担当してくれた人は2年目の若手でした。研修を受けて一定程度の知識があるので安心はできると思います。もし、担当がいまいちだなと思ったら、変えてもらうか他の店舗や代理店に行くのが良いかもしれません。
ほけんの窓口の注意点
「ほけんの窓口」に行くときに注意しなければいけないのは、担当者の言葉を理解しないまま話を進めてしまうことです。
加えて、担当者の発言を全て信用しないことです。これは生きて行く上で重要なことではありますが、理解せずに物事を進めてしまうと後悔することが多いです。
「納得」して決断することが契約する上では大事なことになってきます。
ほけんの窓口のメリット
安心の輪ファイルというのをいただきました。
別に大したものではないのですが、契約した保険証券やパンフレットなどを見やすくまとめてくれるサービスを無料でしてくれます。
お金の勉強が大事
資産運用・保険・投資など全てに共通して、基本的な「お金」の知識をつけることは生きて行く上でかなり大事です。
僕のサイトではお金にまつわる情報を無料で提供していますのでぜひご覧になってください。
下のページは、今まで真心込めて作った記事を一覧にしたものになります。
自分で言うのも変ですが、僕はメガバンクに務める金融のプロです。
できるだけわかりやすくお金に関する記事を書いています。
少しでもあなたのお役に立てると幸いです。