どうも、メガバンカーのばんく君(@kure2525_life)です。
先日、今まで毎月2万円ずつ積み立てていたウェルスナビを全額出金しました。
金額でいうと50万円くらいです。
その際に注意しないといけないことをいくつか発見したのでみなさまにお伝えします。
そもそも、出金した理由は、そこそこ利益が上がってきたから。
50万円の投資で、25,263円儲かりました。
あと、ダウが7日連続で株高を更新し続けており、そろそろ利益確定売りが出ると思ったからです。
実際に僕が売却した日の次の日から株価の下落は始まりました。
ウェルスナビで出金、解約しようと思ったそこのあなた!
ちょっと立ち止まってこの記事を読んでください
すぐに出金できない
出金希望額に合わせてETF(上場投資信託)を売却し、3営業日後(※)に出金時振込先口座に振り込まれます。
※ 日本の休日や米国市場の休場日が含まれる場合は、4営業日以降にお振り込みいたします。
ウェルスナビ公式HP
公式サイトに書かれているように出金依頼から口座に入金されるまでに、僕の場合は、土日を挟んだので4営業日かかりました。
出金申請したときの評価額と口座に入金された金額が違う
ウェルスナビをやっている方はご存知だと思いますが、評価額は常に変動しているわけではなく、一日一回だけしか更新されません。
これは、直近のETF(上場投資信託)の終値と協定世界時(UTC)16時時点の為替レートで算出された評価額が表示されているからです。
そして、実際に売却されるのは夜間です。
つまり、朝みた段階で「こんなに儲かっている!売ってしまえ」と思っても、
実際に売却をした際の取引額で決済されますので、ボラティリティが高い相場の時に出金するとかなり違った金額が出金される可能性があります。
出金するときに手数料がかかるの?
税金がかかる。
売却した時に売却益があった場合は、税金がかかります。特定口座(源泉徴収有り)を指定している場合は、ウェルスナビが代わりに税金の計算、納付をしてくれます。
確定申告は必要なの?
一方で、特定口座(源泉徴収なし)もしくは、一般口座で運用されている方は、
自分自身で、確定申告を行なって納付する必要があります。
特定口座の場合は、「電子交付サービス」から、取引報告書や取引残高報告書をWEBでダウンロードできるので、それを元に確定申告をしましょう。
1月中旬ごろに「特定口座年間報告書」が発行されるので、電子契約サービスで確認しましょう。
出金手数料は無料
口座に戻すのに必要な手数料はありません。
ただし、ウェルスナビでは、手数料として預かり金の1%(現金部分を除く、年率、消費税別)を毎月1日に引き落とされますので、解約した月の分は、出金日前日までの預かり資産に応じた手数料が引かれます。
なお、預かり資産の3000万以上の部分は手数料が割り引かれて、0.5%になります。
また、長期割というのもあります。詳しくは、公式HP(WealthNavi)
をご参照ください。
長期割があるので、長い目でみると引き出さないほうがいいかもしれません。ただ、0.1%なんて毎日の評価額の変動の範囲内ですので、「高い」と思ったら売るのもありだと思います。
※下落している時には売らないほうがいい
出金の手続きはスマホアプリからもすぐにできるのはとても魅力的だと思いました。
ただし、出金してしまうと長期割がリセットされてしまうこともあるので注意が必要です。
メガバンカーである僕がみなさまに注意してほしいことは、一つです。
「下落時には焦って売ってはいけません。」
自動積立をしている方は、「ドルコスト平均法」に基づいて効率的な資産運用が自然にできています。
ドルコスト平均法について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご参照ください。
ロボアドバイザーの場合は、自動で資産の見直しをしているので正確には少し違いますが、
毎月積み立てるメリットは割安の時ににたくさん買えて、割高の時は少しだけ買うことで、平均的に安く、大損をしない金額で買えることです。
下落時にマイナス評価になったからといって、焦って売却すると、それまでコツコツ積み上げてきたものが台無しです。「今は、安く買える」と思い我慢することが重要です。
以上、少しでも参考になったら幸いです。
オススメする投資
現役メガバンカーのくれがオススメする投資について紹介します。ウェスナビをすでにやっているあなたの新しいポートフォリオに加えるのはいかがでしょうか?