どうもメガバンカーのくれです。
今回は新入社員のボーナス事情について説明します。
同世代がボーナスをどのくらいもらっているのか気になりますよね。
記事の後半には、僕がオススメするボーナスの使い道を紹介します。
新入社員のボーナス事情
日本のボーナスは大体夏と冬の二回です。
新入社員の夏のボーナスは、企業によっては寸志(5万円程度)という形で支給されるところもあるようです。
まぁ、実際に働いて会社に貢献してるわけではないのでもらえたらラッキーくらいに思ったほうがいいかもしれませんね。
新入社員の初ボーナスの平均は?
まずは、結論から申し上げます。
夏のボーナスの平均値は、産労総合研究所の調査によると大卒は87,638円、高卒は69,064円。
自分と比べていかがですか?
なお、調査によると新入社員に対して「何らかの夏季賞与を支給する」企業は88.1%。
一方で、「支給しない」企業は4.8%でした。
ほとんどの企業がボーナスを何かしらの形で与えていることがわかります。
この調査の中で興味深かったのは、従業員が1000人以上の大きい企業の平均値よりも、従業員が300人〜999人の中規模の企業の平均値の方がボーナスの平均が高かったことです。
大企業の方が中小企業よりもボーナスは高い傾向にありますが、新入社員の夏のボーナスに限っては中小企業の方が高いということがわかります。
厚生労働省の調査によると、年齢問わずに調査した「従業員数で分類したボーナスの平均」は以下の通りです。大きい企業の方がボーナスが大きい傾向にあります。
従業員数 | ボーナス平均 |
---|---|
500人以上 | 653,688円 |
100〜499人 | 431,227円 |
30〜99人 | 331,267円 |
5〜29人 | 261,268円 |
中小企業は業績が好調だからと言って社員に還元できるほどの盤石な財務基盤でないのが会社事情ですね・・・。
ただし、少数精鋭で優秀な人材を維持するために、従業員の待遇を厚くしている企業もあります。ベンチャー企業に多い特徴です。
調査結果は、あくまで平均値ということは念押ししておきます。
ボーナスが高い職種は?
ボーナスは業種によってバラツキがあります。
もちろん会社の業績や個人の成績などでボーナスは変動します。しかし、「業種が何か?」である程度貰える額が決まってしまうのが現状です。
業種 | ボーナス額 |
---|---|
電気・ガス業 | 779,700 |
情報通信業 | 679,098 |
学術研究等 | 660,402 |
金融業,保険業 | 607,594 |
鉱業,採石業等 | 575,709 |
製造業 | 515,779 |
建設業 | 513,611 |
教育,学習支援業 | 505,637 |
不動産・物品賃貸業 | 447,396 |
複合サービス事業 | 429,742 |
運輸業,郵便業 | 367,721 |
卸売業,小売業 | 339,683 |
医療,福祉 | 276,147 |
その他のサービス業 | 208,834 |
生活関連サービス等 | 159,473 |
飲食サービス業等 | 62,688 |
調査産業計 | 381,520 |
残念ながらボーナスや年収は業界によって大きく異なります。
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みんなのボーナスの使い道は?
ボーナスの使い道を調査した結果を紹介します。
ボーナスの使い道ランキング
順位 | 使い道 | 比率 |
---|---|---|
貯金・預金 | 38.1 | |
旅行 | 10.5 | |
外食 | 5.1 | |
食品 | 4.1 | |
衣服 | 3.7 | |
番外編 | 特になし | 5.8 |
日本人の特徴を顕著に表している気がしますね。
一位は圧倒的に「貯金・預金」でした。
なんて夢がないんでしょう。笑
新入社員にオススメのボーナスの使い道
ここからは僕がオススメするボーナスの使い道です。
老後のための投資のスタート
人生100年時代です。
老後のための資産形成は現役社会人にとってとても重要です。
しかし、多くの人は資産形成を始めるのが遅いです。
- 結婚するとき
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人々は遅かれ早かれ人生のどこかのタイミングで「お金」の重要性に気づきます。
資産形成や投資は早く始めるに越したことはありません。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
では、資産形成や投資をスタートするに絶好のタイミングはいつでしょう?
まさに、初めてボーナスを受け取ったときです。
初任給は、親へのプレゼントを贈ったり、自分へのご褒美を買ったりしているとあっという間になくなりますよね。
毎月の給料とは別途受け取ることができるボーナスこそ最初の資金となりうるのです。
周りの人で「お金」に対して勉強している人はすでに以下のことを始めていますよ。
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マイナス金利の状況下、「資産形成や老後の資金確保のため」という目的で、銀行の普通預金に預けておく「貯金・預金」は意味がありません。少しでも金利のつく投資・資産運用をすることで複利の効果を得ることができて早く始める意味があります。
投資にかかる基礎的な知識を解説している記事です。
社会人なら知っておくべき「常識」ですので、ぜひ読んで理解しましょう。
まだ遅くありません。徐々に初めて行きましょう。