セールスライティングとは?
セールスライティングとは、商品やサービスの販売を目的として文章を書くことを指します。
せっかくサイトに訪問しても購入に至らなければ全く意味がないですよね。
セールスライティングを覚えるメリット
セールスライティングを学ぶことのメリットはたくさんあります。
ただホームページで売りたい商品が売れるだけではありません。
- アピールが上手になる
- プレゼンが上手になる
- 稟議書を書くのが上手になる
- コミュニケーション能力が高まる
セールスライティングには3つの型がある
セールスライティングは「型」と呼ばれるものがあります。
「フレームワーク」とも言いますね。
つまり、センスも重要ですが型にはめれば誰でもそれなりの文章が作れるということです。
BEAFの法則
まずはBEAFの法則です。それぞれの以下の頭文字を取っています。
- Benefit:メリット、ベネフィット
- Evidence:具体的な証拠、論拠
- Advantage:競合優位性
- Feature:さまざまな特徴
BEAFの法則の使い方は実に簡単。上から順番に文章を書くだけです。
例えば「口紅」を売りたい場合を考えて見ましょう。

- Benefit:この化粧品を使うとモテる!!
- Evidence:実際に使って人は80%がモテ始めている!!
- Advantage:他の商品と比較しても評価が高い
- Feature:価格は5000円。
とてもざっくりとしていますが、こんな感じです。
実はテレビの通販番組も同じような構成でできています。
いきなり価格などを提示するのではなく、商品のメリットや利便性を提示して惹きつけます。
次にメリットに対する論拠を取り上げます。
そして、競合と比較することで興味を沸かせてから細かい特徴を紹介するという流れです。
セールスライティングも、この流れで行うことで「購入につながる」記事になるのです。
PREP法
続いてご紹介するのはPREP法です。
PREPも以下の頭文字を取った言葉です。
- Point:結論
- Reason:根拠
- Example:具体例
- Point:再結論
ポイントは結論を最初と最後で2回出てくることです。
簡単な例を紹介します。

- Point:副業で稼ぐならブログが一番良い
- Reason:ブログは初期費用も低いのに大きく稼ぐことができる
- Example:月100万以上稼ぐブロガーがたくさんいる
- Point:やはり、副業するならブログが一番おすすめ
プレゼンや上司への「報・連・相」にも活用できます。
短い時間で要点を伝えるのに最適なフレームワークです。
PASONAの法則
最後にご紹介するのはPASONAの法則です。
日本で代表的なマーケッターの神田昌典さんが提唱する理論です。
PASONAの法則は下記の頭文字を取っています。
- Problem:問題
- Affinity:親近感、共感
- Solution:解決策
- Offer:提案
- Narrow down:絞り込み
- Action:行動
この順番で話をすると人は惹きつけられます。
- まず、不満や悩みをあげて問題点を考えさせる
- 具体的な話をして、読む人に共感や親近感を覚えさせる
- それに対する問題解決策を提示する
- その上で、対象となるターゲットにあったものを絞って提案する
- 今すぐの行動するように喚起する
こちらも簡単な例を紹介します。


- Problem:ブログやSNSで使う綺麗なアイコンが作れない
- Affinity:無料のアプリで他の人とかぶるのも嫌だけど、自分で作れるほど技術があるわけでもない
- Solution&Offer:クラウドソーシングを使えば簡単にプロに頼める
- Narrowdown:ココナラなら500円程度で安価に作れる
- Action:無料で3分で登録できます。どうせ続けるならブランド認知を植え付けるためにも早めにアイコンは作った方がいい。
セールスライティングのテクニック集
他にも色々とセールスライティングの細かいテクニックはあります。
気になったら調べて見てくださいね。
- アンカリング効果
- 「お客様の声」の掲載
- 反対意見の提示
- 三段論法→理由づくりをする
- 権威
- バンドワゴン効果
- ベネフィットを伝える
- 著名人の推薦文をのせる
- 数量と期間をのせる
- 取るべき行動を示す