そもそもリライトとは?
リライトとは「Rewrite」書き換えるという意味です。
記事は一度公開して終わりではありません。
有名ブロガーの記事を見ると一目瞭然ですが、検索で上位をとる記事のほぼ100%がリライトされています。
つまり、良い記事というのは分析され、改善され、グレードアップしているのです。
リライトの効果は?
リライトすることで得られる効果は大きく2つあります。
- 検索順位を上げる
- 成約率を上げる
リライトの方法
ただ文字数を増やすのがリライトではありません。
Googleが提唱しているように「ユーザーファースト」を意識して、よりコンテンツの質をあげることがポイントです。
無駄な文章はないか、サイト訪問者のニーズを満たす内容かどうかを突き詰めて考えることがリライトの大原則です。
リライトはある程度ブログに記事が溜まってきてから行う
まだブログを始めたばかりで、全部で10記事しかないという人はリライトをお勧めしません。
何故ならばデータが圧倒的に少ないから。
まずは記事を量産しましょう。
記事がある程度たまると、データが蓄積されます。
- どの記事が読まれているのか
- どの記事が検索順位が低いのか
そもそものデータがなければリライトの対象を判断することができません。
リライトの対象記事
あくまで目安ですが、検索順位4位〜50位くらいまでのものを対象としましょう。
閲覧数をWP-PostViewsでチェック
これは、どちらかというと初心者にオススメの方法です。
まずは、閲覧数をワードプレスの編集画面で見えるようになるプラグイン「WP-PostViews」を導入しましょう。
投稿ページはよく見ますよね。このプラグインを導入することで、感覚的に「このページの閲覧数の伸びが著しいな」とわかるようになります。

WP-PostViewsを導入するとワードプレスの投稿ページに閲覧数が表示されるようになります。

こんな感じです。
Googleサーチコンソールで確認する
Googleサーチコンソールを使うと無料で色々なデータを取得できます。
- 検索順位
- どんなキーワード(クリエ)で検索されているか
- 表示回数
- クリック回数
使いこなすと非常に便利なツールです。

リライトする記事の選び方は人によって様々です。
オススメなのは、以下の方法です。
- 表示回数を多い順に並び替える
- 検索順位が4位〜50位を選定
表示回数が多いのは「検索ボリューム」が多い記事になります。
検索順位が低いにも関わらず表示回数が多いということは、「探したい情報を求めていろんなサイトに訪れようとしている人が多い」ということです。
これはチャンスなキーワードということになります。
したがって、表示回数順に並び替えた上で、掲載順位が4位〜50位くらいのもの選ぶ。
こうすることで効率的にリライトする記事を選定できます。
競合サイトを調査する
リライトする記事を選定したら、次は「どうリライトするか」に移ります。
そこで重要なのが「競合分析」です。
狙っている検索クリエで上位のページを分析しましょう。
- タイトル
- 見出し
- 記事の長さ(文字数)
- 企業か個人のどっちか
リライトのテクニック
リライトの小技をご紹介します。
実際に手を動かしてみることが大事です。
タイトルを変更する
一番簡単なリライトの方法です。
タイトルを決める上で、こちらの記事もオススメです。

ポイントは「自分の記事はどんなユーザーに対して有益な記事なのか」をしっかりと考えることです。
- 検索する
- タイトルを見る
- クリックする
- 記事を読む
当然のことながら、このような流れで人々はサイトに訪れます。
タイトルは読まれるために重要です。
しかし、タイトルが魅力的でクリックされても、記事の内容がいまいちで知りたいことが全く書かれていないと「読まれない記事」になります。
読まれない記事=Googleの評価が低い
タイトルと記事の内容は整合性が取れている必要があります。
自分の記事は誰の何を解決するものなのか。
今のタイトルがそれを表現できていないのであれば変更しましょう
公開日付を更新する
新しい記事と古い記事どっちの方が読みたいですか?
- 2018年2月の記事
- 2021年2月の記事
人は心理的に新しい情報を欲しがります。
公開日を新しくするのは非常に効果的なテクニックです。
ワードプレスで公開日付を変えることができるのをご存知ですか?

この日付を変えるだけでOKです。
ヒートマップを見る
Hotjarという便利なサービスをご存知ですか?
無料でサイトの分析ができる便利なサービスです。
Hotjarを使うとサイトを訪れた人の動きが分析できる

上記は僕のとある固定ページです。Hotjarで分析してみました。
このようにヒートマップで「どの辺りまで読まれているか」視覚的に確認することができます。
この辺りで離脱されているな→じゃあ、この辺りの内容を書き換えよう。
という分析ができます。

それ以外にも、この辺りをクリックされることが多い。
なんて分析も簡単にできてしまいます。
無料なので是非利用して見てください。

リライトしたら効果検証をする
実際にリライトしてから2週間くらいは放置しましょう。
検索エンジンが再評価するまでに時間がかかります。
リライトで重要なのはPDCAです。
修正をしたら、どのように効果ができたのか分析する。
そして、次の修正を行う。
分析→修正→分析→修正の繰り返しです。